スポンサーリンク

ハノイ

2000年の初春、香港から入って、陸路で中国の華南を横断して、ベトナム、カンボジア、タイへと東南アジアの旅をしました。

今日はベトナムのハノイでのお話です。

ハノイはベトナムの北部にあり、首都として政治と文化の中心地になっています。

私が訪れた頃はベトナムがまだまだ貧しい頃でしたが、人々は活き活きと生活していました。

車の数は少なく、バイクと自転車が中心で、シクロと呼ばれる座席の着いた人力の三輪車も観光用ではなく、交通手段として皆が利用していました。

フランスの植民地時代があったので、街並みはどこか西洋的な雰囲気が残っていました。

中国にも近いので、中国風の建築もありました。


表紙画像は街で見かけたお面のお店の店先。
カゴの裏にカラフルにペイントされていて、色々な表情があって面白いですね。
中国の京劇のお面にどこか似ているような似ていないような。

建築にしても文字にしても他の文化を取り込んでいるけど、アレンジされてベトナムの文化になっていて、辿ってきた歴史で関わった国や時代の多様な文化を丸ごと飲み込んで、ベトナム独自の色に変えていくしなやかさを感じました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました