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サンパウロ

高校時代からの友達と二人で南米旅行をした時、ブラジルのサンパウロも訪れました。

今日はサンパウロでのお話です。

サンパウロはブラジルの首都で、南米で一番大きな都市です。
地球の裏側にある大都市についての印象ですが、20年経った私の記憶にあまり残っていないです。
ヨーロッパでもアジアでも、そして南米でも、都会は都会なんですよね。

記憶に残っているのは、サンパウロではVIP見学ができた事でしょうか。

サンパウロでは知人がブラジルに転勤していて、私達に日本から来賓が来る時のお決まり観光コースを用意してくれていたのです。

知人というのは、一緒に旅している友達の同級生のお父様で、当時は某有名日系企業のサンパウロ支社長をされていました。

それまで貧乏旅行をずっと続けていた私達、お父様のおかげで貧富の差の「富」の方を体験することができました。

平日だったので、お父様は仕事があるから代わりにと、会社の運転手付きの黒塗りの車が宿まで迎えに来てくれて、朝から夜まで案内してくれました。

そのコースの内容がどうも男性仕様なんです。

・アイルトン・セナの墓参り(表紙画像)
・サッカースタジアムの見学(グランドに立ったり、更衣室とかも見せて貰えた)
・サファリパークで動物見学

企業が考える接待コースは女性が来ることはあまり考えられてなかったのでしょうね。

セナにもサッカーにもあまり興味のない私にはピンと来ない内容でしたが、日本に帰ってからF1好きの友達に話したら、それはそれは羨ましがられました。

他にも色々と案内して貰って、最後にはお父様も合流して、シェラスコ料理をご馳走になりました。

そのシェラスコ料理屋さんも接待使用の店なので、かなり品格のある店構え。
私達は貧乏旅行中のクタクタな服装だったので、かなりの場違いでした。

お父様は専属の運転手やボディーガードも付いていて、安全にかなり注意を払った生活をされているようで、まさか自分の子供の友人達が南米で貧乏な旅行をしていると思っていなかったと思います。

深夜バスで移動したとか、宿は事前に予約しないで現地で探している、、、なんて絶対に話したらダメな雰囲気。

旅の内容を伝えると卒倒されそうだったので、それらしく優雅な旅のフリをしておきました。

VIPの旅は1日限り、翌日からは通常モードの貧乏旅行です、公共交通機関を使っての移動で再スタートしました。
(運転手付きの車がいかに便利で安心だったかを再確認しました)

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