大学2年生の春休み、ヨーロッパに大学の友人と2ヶ月間の2人旅をしました。
今日はイスタンブールの画像です。
イスタンブールはトルコの北西部にあり、ボスボラス海峡を挟んでアジアとヨーロパをまたぐ都市として様々な文化の面影がある街です。
世界で最も美しいモスクと評される「スルタンアメフトモスク」(表紙画像)
オスマン帝国の第14代スルタン、アメフト1世により建設されたモスクで、ブルーモスクとも呼ばれていて、青のタイルやステンドグラスが綺麗でした。
イスラム教は偶像崇拝を禁止しているので、かわりに文様が建築を装飾していて、アラベスクと呼ばれるそれらは本当に美しい。
この地域はイスラム教とキリスト教の関係で十字軍の頃からの因縁があり、縁もゆかりもない日本人の私には計り知れないところがあります。
「アヤソフィア」はローマカトリックの大聖堂として建設されましたが、オスマン帝国が東ローマ帝国の首都であるコンスタンティノープルを陥落させてから、イスラム教のモスクになり、今では博物館になっています。
最近になって、再びイスラム教のモスクとして利用される動きがあるようです。
イスタンブールの地下宮殿「メデューサの頭」
東ローマ帝国の貯水槽であったバシリカ・シスタンは地下宮殿とも呼ばれていて、長さ138メートル幅65メートルの空間に78,000立米の水が貯えることができたそう。
メデューサの頭は柱の土台として使われていていますが、廃材の再利用だったそうです。
当時の人はそれが後の世の観光資源になるなんて思いも寄らないでしょうね。
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