初めての海外旅行でヨーロッパを旅した時、オーストリアのウィーンも訪れました。
ウィーンはオーストリアの首都としてヨーロッパ内でも有数の都市でありながら、歴史的建造物を残す歴史地区として世界遺産にも認定されています。
ウィーンといえば「音楽の都」をイメージする方も多いかと思います。
実際に音楽にまつわる劇場や楽団は街中にたくさんありました!
残念ながら私は音楽に疎いので「音楽の都」に興味を示せなかったけど、今思えばもったいなかったな。。。
ウィーンでの一番の思い出は、クリムトの「接吻」を鑑賞できた事です。
(クリムトの画集で見て以来、ずっと焦がれていたのでした)
冬の平日だったせいか美術館(表紙画像)はずっとガラガラ、絵の前で1時間以上陣取っていても警備員さんにチラ見される位で、ゆっくり堪能することができました。
「接吻」以外にもクリムトが中心になって結成されたウィーン分離派の芸術は華があって、目を奪われます。(実際に金を多用していてキラキラしてる!)
美術以外ではオットーワーグナー(ウィーン分離派の一員)の建築群も見どころポイントでした。
フランスやイタリアとはまた違う、オーストリア独自の華やかさを感じました。
他にも色々な様式の建築があったのですが、ロシア正教会の聖堂(表紙画像)がとても印象的で、パリから始めた旅もずいぶん東に来たのだなと思いました。
ウィーンは旅の最後の地だったので、緊張が続いた一人旅もだんだんと旅慣れてきていました。
宿が同じで知り合いになった日本人の女の子たちと仲良くなり、一緒にホイリゲ(ワイン居酒屋)に行って夜遅くまで飲んだ白ワインは本当に美味しくて、楽しい思い出です。
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