2000年の初春、香港から入って、陸路で中国の華南を横断して、ベトナム、カンボジア、タイへと東南アジアの旅をしました。
今日は中国の陽朔でのお話です。
陽朔は広西チワン族自治区にあって、桂林市の南東にあります。
山水画にあるような山と河の景色が広がる風光明媚な場所で、桂林からの漓江下り終着点としても有名です。
私が訪れた日は雨で少し霧がかっていたので、より厳かな雰囲気でした。(表紙画像)
この街に辿り着くまでがそれはもう大変だったので、余計にこの景色の穏やかさが厳かに見えたのかもしれません。
ヨーロッパやアメリカ大陸など、これまでに色々な国を旅していたので、旅人として余裕が出ていて、下調べが雑になっていました。
中国の事をよく知らないまま旅をはじめていたので、中国の習慣にビックリの連続でした。
知らないって強いですよね、怖いもの知らずの私は中国人しか乗らないような長距離バスを交通手段に選んだから、中国の習慣を実体験する事になったのですが。。。
まず驚いたのは、中国人同士なのに言葉が通じあってない!
日本の方言以上に、出身地が違うと会話は難しいようで筆談している光景をよく目にしました。
次に驚いたのは、長距離バスの休憩は円卓を囲んで食事する!

一人ぼっちで食事するという選択肢はないようで、言葉が通じるとかは関係なく、皆でワイワイと食べるのが常識なようでした。
システムがわからないマゴマゴしていたら手招きされて、席が用意されていました。
何とも微妙なレストランで、何とも微妙なメニューだったのですが、自分だけ食べないなんてできない雰囲気。
お腹を壊さないかビクビクしながら食べました。
そして一番の驚きは、トイレです!

ドアはないし、壁もない!座っている時はかろうじて遮ってくれる仕切りがあるだけ。
ブースの中には溝があるけど、それもすべてが繋がっている。。。
上の画像のトイレは写真にとれる位なので、まだ綺麗な方です。
色々な体験を詰め込まれてしまい、精神的に大ピンチな長距離バス移動。
(とはいえ、私以外の人は日常モード。ギャーギャー言っている場合じゃないですよね)
こうして私の経験値は上がっていくのでした。
そんなこんなで辿り着いた陽朔の街は景色だけでなく、街並みも素敵だったので、頑張った甲斐はあったと思います。

コメント