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自称キムタク

エジプトのナイル川沿いを走るバスに乗っていた時、隣の席の少女と仲良くなって片言で話していたら、

「私の好きな歌手なのよ♪ 一人は声が、一人は顔がいいの♪」

と、歌手のプロマイドを2枚見せてくれました(^v^)

確かに一人は体格の良い髭オヤジ、一人はスッキリ顔の美青年。

「ホント!カッコイイねぇ♪」

と同調するも何故か話が噛み合わない。

よくよく聞いてみると…、なんと!髭オヤジがカッコイイのだそうだ!(驚)


今日は国が変われば好みも変わるというお話です。


カリブ海のウティラ島でダイビングのライセンスを取ろうか迷っていた時です。

たまたま居合わせて、昨日ライセンスを取り終えたという日本人男性がスクールの流れを簡単に説明してくれました。

関西出身という彼のトークは面白く、ダイビング以外にも旅のエピソードをたくさん話してくれて、うちとけて盛り上がっていたら、、、

「俺、キムタクの気持ちがわかるねん!」と突然呟いたんです。

不細工に分類されるであろう彼の発言に戸惑っていたら、

「わかってる。不細工やんって思ってるんやろ!」
(顔に出てましたか、、、大変失礼致しました(^^;))

「でも!この国(ホンジュラス)では違うねん!!!」と熱く語り始めました。

彼が語るところによると、彼の容姿はこの国では超イケメンなんだそう!

始めはスペイン語も全くわからないし理解できなかったから、どこに言っても女性と目が合うなと不思議に思いつつも、モテたことがないし、一緒に写真を撮るように頼まれても、東洋人が珍しいのかな位に思っていた。

ところが、電車で隣に座った女性が英語で話しかけてきて、やっと自分が置かれている状況が理解できたらしい。

「ホンジュラスでは理想の美男子で、なんて素敵なの♪」
と褒め称えてくれるらしい。

それからも、どの町に行っても熱い視線が投げられるから、恥ずかしくて恥ずかしくてしょうがない。

だから久しぶりに日本人にあって現実を思いだしたのだそう。
(そんなに顔にでてた?ごめんね(笑)でも美男子では決してないから)

「俺、芸能人にはなれないわ。やっぱ普通の生活がいい!」

「皆から注目されて生きるって辛いよ!」
(そういうものなのかしら?せっかくモテるのに勿体無い。)

も、もしかして
私が絶世の美女に見える国が何処かに存在するのかな?(笑)

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