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アマゾンクルーズ

学生時代、友達と二人で南米旅行をした時、ブラジルのマナウスも訪れました!

マナウスといえばアマゾン地域最大の都市♪、目的はもちろんアマゾンクルーズです。

友達の知り合いが現地で旅行社をしているというので、オリジナルツアーを組んでもらいました。

ツアー内容は2泊3日で、船を借りてアマゾン川を航行したり、ジャングルを散策したり、ピラニア釣りをしたりするものです。

ツアーのメンバーは私達と日本人学生3人、そして現地ガイド2人の計7人。

日本人学生3人は自分達でその旅行社をみつけてクルーズに申込をしたのですが、人数が多ければ多いほど安くなるという旅行社の勧めで私達と合流することに。

はじめはぎこちなかったメンバーですが、すぐに和気藹々♪


1日目はマナウスからアマゾン川上流にのぼってネグロ川(黒)とソリモンテス川(白)が合流する地点を見学。

比重が違うので混ざらず、川の境目がはっきりとわかります!

途中で立ち寄った売店(ボートが店舗)では、少年がワニのミニサイズを売っていたり(表紙画像)、食べ物を売っていたりして、川が日常の生活場になっていました。

夕食は船内で、ガイドさんが作ってくれたブラジル料理とライムを使ったカクテル「カイピリーニャ」を頂きました。

酔っ払って空を見ると満天の星☆、川の流れる音と風で木が揺れる音しか聞こえません。

眠るのはベッドではなく、ハンモック!船の中に吊るして、ユラユラ揺れながら眠ります♪


2日目は朝からピラニア釣り。

ピラニアの釣り方

  1. 細長い棒にタコ糸を括りつける
  2. タコ糸の先に1cm角位の肉片を括りつける
  3. 肉片のついた糸を川に投げ込む
  4. 食いついたら引き上げる

これだけです(^v^)

お腹を空かせていたのでしょう、入れ食い状態で釣りの経験があまりない私でも簡単に釣れました。

ただ、さすがピラニア、牙が鋭い(><)
肉片からはずすのはガイドさんにお願いしました。

現地ガイドさんは本当に頼もしくて、糸が水中で引っ掛ったり絡まったら、お腹を空かせたピラニアがうじゃうじゃいる川の中に躊躇なくダイブして解いてくれます。

昼食は自分たちで釣ったピラニアの唐揚を食べました。
(料理は頼もしいガイドさん達がしてくれます)

身が薄いからほとんどが骨、食べにくいのが難点ですが、味は淡白で美味しかったです♪

午後からはジャングルの近くにある村を目指して移動、川が浅いということで船からボートへ乗り換えます。

でもそのボート、屋根が半分しかない!スコールの時を考えると席取りはとても重要。
席取バトルじゃんけんへ!そして緊張の瞬間!!

はい、私、か・な・り、じゃんけん弱いです。
最前列、屋根なしVIP席です。

最初の数時間は快晴で、風を感じて気持ち良かったのですが、急に猛烈なスコールが降ってきました。

雨除けとしてビニールシートを渡されて、頭からかぶるのですが、水は上から横から前からと叩きつける。

服はビショビショ、体は冷えてくるしでテンションは下がります。

スコールと一緒に急に空も暗くなって、あっという間に夜へ、ボートにライトが灯されます。

そんな最悪の状況下、苦しみに耐え続けていると、だんだん笑いが込上げてきて、ナチュラルハイ状態。
人間、追い込まれると笑えてくるみたいです。

そうこうしてると前方に明かりが見えてきました!到着です!上陸です!久々の大地に全員が安堵。

屋根のある家(ガイドさんの親戚の家)で夕食を食べて、酔っ払って、そのまま就寝。


最終日の3日目の朝はジャングル散策です♪

一列になって密林に潜入。
気分は「川口探検隊です!(古すぎ?)
見たことない昆虫や樹木に驚きの連続。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、アマゾンクルーズのイベントをすべて終え、仲良くなったガイドさんの親戚一家とも別れを惜しんで、出発地のマナウスへと帰ります。

短い期間だったけど、濃い時間を過ごした私達はなんとも言えない同志になっていました。

このまま別れるのも寂しいから、マナウスで何かしよう!と盛り上がっていたら、ガイドさんが地元民が集まるダンスクラブに一緒に行こう!と誘ってくれました。

日本でもクラブとかに行きなれていない私達は大ハシャギ!

注意事項としてスリが多いから小額の現金しか持たない、ガイドさんから離れない事を約束させられました。

ドキドキのクラブデビューがまさかアマゾンとは!

マナウスのクラブは体育館みたいな大きな会場に何百人もの若者が所狭しと踊り狂っています。

女性の8割がナイスバディー!熱帯性ということもあってか露出度が高い!かなり目のやり場に困ります。

そして踊りがまた凄い。腕、上半身、腰、足が同時に違う動きをするんです!

真似をして踊ってるつもりなのに、「頭の痛い人」状態になってしまってる、、、そもそも身体能力が違うのでしょう。

お世辞でもキレイとは言えないアマゾン川、体に食い込むハンモック、ピラニアの唐揚、スコールの中の移動、ジャングル散策、体育館クラブ、、、

思い出のアマゾンクルーズは全ての人にお勧めできる内容ではないけれど、体力があって、多少の事は気にならない人なら、唯一無二の旅ができると思います。

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