産地:
・佐賀県伊万里市
特徴:
・白い磁肌に呉須や上絵具を用いた華やかな図案
・鍋島焼の流れを組んでいる
・大川内山地区に大小さまざまな窯元が集まっている
キーワード:
・鍋島焼(なべしまやき)/藩窯で焼かれた最高級磁器
・大川内山(おおかわちやま)/江戸時代、鍋島藩の御用窯が置かれた地で、当時は外部の侵入を阻止して技術の流出を防いでいた
・伊万里津(いまりつ)/江戸時代、伊万里の港から多くの陶磁器が輸出され栄えた、白壁土蔵は当時の「千軒在所」の面影を残す
私の伊万里焼(表紙画像):
・窯元/翠山窯
・種類/盃
・購入先/翠山窯
・値段/ 3000円くらい
・購入時期/2017.03
伊万里焼の窯元が集まる大川内山、昔は秘窯の里と呼ばれて、人の出入りを監視していたそうです。技術者の方は外の世界に出ることができないだなんて、壮絶ですね。
現代の大川内山は石畳沿いに窯元が立ち並んでいて、窯元ごとに個性のある品々を見られるので、焼き物好きには楽しめるエリアです。
この盃を選んだ理由は、白磁に呉須で描かれた幾何学模様のタッチが可愛らしくて気に入りました。
白磁はツルツルとした質感が美しいですよね。
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