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リマ

学生時代、友達と二人で南米旅行をした時、ペルーのリマも訪れました!

今日はリマでのお話です。

ペルーはスペインの植民地だったので、建築や宗教などヨーロッパの影響が色濃く残っています。

アルマス広場(表紙画像)はリマ中心街にある歴地地区にあり、そこからの景色は自分がヨーロッパに来ているような気分にさせてくれます。

私が訪れた当時はスペイン・マドリッドの中心にある広場と同じ名前のマヨール広場と呼ばれていました。

ペルーでは植民地時代からのスペイン人とアメリカンインディアンの混血が進んでいて、人口の約6割近い人がメスティ―ソと呼ばれる混血の人々です。

アンデスの山間部に行けば、インディアンの伝統を守った生活を続けている先住民の方々はいるのですが、大都市リマではアンデスとかインカ帝国とか、そういうものをあまり感じられません。

侵略ってこういう事なんだ、と肌に感じました。

ペルーは治安が悪いし、当時は社会情勢もあまり良くなかったので、女性二人旅は心配されていましたが、現地ではやたら警官がいるのでかえって安全で、市内観光になんの問題もありませんでした。

問題があったとすれば、それは私の体調。
というよりも、友達の体力にについて行けなかった事かもしれません。

友達は知的でユーモア溢れる楽しい人で、興味を持ったモノには邁進する性格。

彼女が真っ先に行きたがったのはミイラ博物館。
インカ時代のミイラが展示されていて、ミイラ!ミイラ!ミイラ!三昧の博物館です。

博物館って鑑賞してると凄く疲れてきますよね。
見学しても、ミイラに興味が湧かなかいこともあり、どんどんぐったりしてきました。
お腹は痛い、頭は痛いでボロボロ状態、ミイラの怨念にやられたと思ってしまうほどでした。(何故、ミイラを展示して博物館にするのか・・・)

人の興味はそれぞれです、友達はミイラの展示に大満足で、元気一杯!

次は、「黄金博物館に行くよ!」とやる気満々。

体力に限界を感じた私は、次の博物館見学を辞退して、早めに宿に帰り、友達には一人で行ってもらいました。

その後、黄金博物館から帰ってきた友達は、インカ時代の金銀財宝が展示されていて、いかに素晴らしいかをマシンガントーク♪

(私も行きたかった!ミイラより財宝が良かった!!先に黄金博物館に行っておくべきだった!!!というか、そのバイタリティーが羨ましい☆)

訪れる博物館の順番を間違えたのは計画ミスでしたが、友達が楽しそうに話してくれて、私も楽しくなりました。

海外でも別行動ができる友達で良かった。
どちらかが我慢して無理して付き合うと、ストレスがたまってしまいます。

リマは素敵な街だったけれど、ヨーロッパ風なのは否めなかったです。
旅するにはクスコやナスカのような、土着の文明の面影が残っている街のほうがお薦めかもしれません。

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