初めての海外旅行でヨーロッパを旅した時、イタリアのベネチアも訪れました。
ベネチアはイタリアの北部にあって、水の都と呼ばれ小さな島々から成り立っています。
島々の間を大小さまざまな運河が張り巡らされていて、その運河に多くの橋が架かっています。
交通手段はバスもタクシーも全て船、警察や消防、救急搬送も船。
運河沿いなら、玄関が道側ではなく運河側に面してる建物もたくさんあります。
車が走らないから大きな道は必要ないので、島内は小さな路地が入り組んでいて迷路のようでした。
夜になるとオレンジ色の灯りが街を包みこんで、ベネチアほど旅気分が高揚する街はないかもしれません。
美しいベネチアの街はアックア・アルタと呼ばれる高潮の影響で街が水没してしまう問題に直面しています。
私が訪れた時はそこまで酷い状態ではなかったのですが、サンマルコ広場(表紙画像)は海に面していて低い位置にある為、浸水が1メートルを超える事もあるそう。
1メートルって、プールの深さですよね!
このままでは街がなくなってしまうと、3メートルの高さもある可動式の防波堤が計画されています、その名も「モーゼプロジェクト」。
美しいベネチアの街、沈んでしまわないで欲しいです。
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